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【惜別】さよなら非冷房車

令和元年(2019年)12月15日

 

昭和・平成・令和と3つの時代を駆けぬけてきた非冷房車。

帝都から信濃路へ転籍した後も多くのお客さんを乗せて駆けぬけてきました。

夏は窓を開け放ち、冬は暖房をガンガンに効かせ、時にはスキーのお客さんや長野冬季五輪の人員輸送にも携わっていたのかもしれません。(もしかしたら、昭和38年製造なので営団時代の1964年の東京五輪も……)

路線の廃止を2度、経験した後も山方面で走り続けてきました。

そんな非冷房車。

この日、とうとう最後の運用に就きました。

さよなら 長野電鉄3500系O2編成

最後の旅路

 

 

……の前に12月13日に惜別乗車をしてきました。

と言いますのも、会社の先輩にお誘いを受けて、乗車する機会がありました。

まず、このO2編成ですが

 

木島線・屋代線

 

この2路線の置き土産です。

以下の写真をご覧ください。

写真の中に一昔前のバスにあるような運賃表示器と灰色のカバーに覆われたものがあります。

これは、木島線でワンマン運転を行っていた時に使っていた機械で、灰色のものが整理券発行機と運賃箱だそうです。

そのほかにも名残がありまして……

とこのように、屋代線の行き先幕が残っていました。

車内は

こんな感じです。

昔の通勤車両!という感じですね。

帝都で走っていたころの名残もありまして

ファンデリアに営団の団章があります。

もともと、地下鉄の車両なので地下区間で撮影したところ、営団時代を彷彿とさせるような写真に。

いろいろと楽しめた団体貸し切りでした。

 

翌14日から当直を行い、15日朝。

仕事で最後の旅路を整えてきました。本線を走れる状態で会うのは最後になりますので、今生の別れを告げてきました。

次に仕事で会うときにはもう本線を走れません。

帰宅してすぐに、撮影機材を担いで千曲川へ。

村山橋を渡るO2編成。

千曲川を通過するのもこの日が最後です。

昼食で仕切り直して、午後は山へ。

高社山の麓を湯田中温泉目指して、登っていくO2編成。

この行路が最後の山登り、山降りになるようです。

リンゴの木々の合間を抜けて麓の信州中野駅に向けて降りていくO2編成。

冬空に銀のステンレス車体が輝く。

この運用を終えるともう山には二度と戻りません。

山から戻り、千曲川の支流、松川を渡る。残る運用は長野⇔信州中野のみとなり、あと僅かな時間を過ごしていました。

 

その後、無事に勤めを果たし、12月15日23時18分須坂駅到着で全運用を終了したようです。

56年間、お疲れ様でした。

 


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