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惜別乗車 さらば思い出の特急車

どーも!まさまさです!

いやー、仕事を覚えるのとか忙しくて久々の更新です!

 

さてさて、今回は小さいころから馴染みがあり、『東京との行き来はこれ!』と自分の中にあるとある車両とのお別れ乗車のお話です。

飛龍「そして、久々の旅ですね」

「そのとーり!ちなみに今回はまたゲストが増えます!」

飛龍「デレデレしてましたね」

飛龍(あとでシバイておこう)

 

「ちなみに今回は長野に居た時にたまに見てて面白かった『相席食堂』という番組(関西中心で関東レギュラー未放送)の番組風味なスタイルでお送りします」

 

「というわけで惜別乗車! さらば思い出の特急車」

飛龍「始まり始まり!」

 

 

2021年4月24日7時

 

 

神奈川県Y市某駅

「さて、久々の旅です」

飛龍「久々ですね!転職後は初ですか?」

「そうだな」

???「……あの、トレーナーさん、そちらの方は?」

「おう!前話した飛龍」

???「飛龍さんですか。お話はかねがね」

飛龍「提督、なんでウマ娘さんがいるんですか」ムッ

飛龍「久々の旅だと思ったのに」

「面白そうだから連れてきた」

飛龍「しかも、史実で大逃げかましてる異次元の逃亡者じゃないですか」

「サイレンススズカだ。仲良くしてなー」

スズカ「よろしくお願いします。ところで、今日はどちらに……?」

 

「よくぞ聞いた!」

 

「今回は!!!!」

 

 

蒼龍(←スタジオ役になってしょんぼり)「さて、今回の旅路は、臨時列車!」

スペシャルウィーク(←蒼龍と同じ役回り)「あしかが大藤まつり3号・4号!」

蒼龍「ちなみにウマ娘は鉄道移動とかするの?」

スペ「一応しますね。私は飛行機で北海道から上京しましたけど」

蒼龍「……それ提督の前で言っちゃだめよ。」

スペ「ふぇ?なんでですか?」

蒼龍「飛行機や新幹線に押されて消えた列車が大好きだったから」

スペ「もしかして、北斗星ですか!」

蒼龍「そうよ」

スペ「あのキラキラした食堂車!また、乗りたいなぁ!」

蒼龍「乗ったことあるんかーい!」

蒼龍「コホン、提督と意外なところで話が合いそうなスペシャルウィークさんも加えてお送りします!」

 

蒼龍・スペ「「さよなら!185系!藤の花より列車!惜別乗車の旅!」」

 

「185系国鉄電車で行く!あしかが大藤まつり3・4号!大船から我が故郷、ぐんまーのちょい旅!」

 

スペ「ちょ!V止めて!!!」

蒼龍「食いつき方(笑)」

スペ「え!スズカさん、トレーナーさんの故郷見てきたの!?」

蒼龍「あーそういえば、そっちの方の人だったね、提督」

スペ「ずるいです!!!!抜け駆けするなんて!!!」

蒼龍「あちゃー、提督も大変ですねー。私もうかうかしてられませんが」

 

由良「そろそろ、V進めますよー」

 

蒼龍・スペ「あ、ハイ」

 

 

飛龍「おや、里帰りですか?」

「ばかやろー、小中高を過した忌まわしき実家の方の地じゃなく、出生のほうだ」

「まぁ、本籍がくっちゃくちゃに動いてるから俺が死んだときは大変だろうな……」

飛龍「おーーーっと!!!メタ発言!!ストーーーップ!!!」

スズカ「トレーナーさん、張り倒しますよ」

「スズカにならご褒美だ」

飛龍「んじゃ!私も!」

「ひぃぃぃ!飛龍のは、なんかご褒美を通り越してるんだよぉぉ!!!」

 

 

 

「乗り換え」

飛龍「どうして急ぐんですか?」

「あぁ、俺もスズカのように異次元の逃亡者になりたい、この時間だけは」

スズカ「ただ先頭を走りたいと思うだけなんですが……」

 

「ほぉ、増結とな」

飛龍「1年前の提督だったらやってましたね」

スズカ「???この仕事ですか?」

「車庫線内だけどなぁー。旗振って、合図したり運転してた」

スズカ「!?!?」

「点検もやってた」

「けどなぁ……」ハイライトオフ

飛龍「提督!」

スズカ「あわわわ……」

 

 

スペ「ちょっとマテェェェ!!!」

蒼龍「お笑い芸人の千鳥並のツッコミ!!!」(爆笑)

スペ「いやいや!スズカさん、なんでトレーナーのブラック思い出帳を簡単に開けちゃうのかな。あとタマモクロスさんの方が合ってるよね!?このポジ!!!」

タマモクロス「なんでやねん!スペやろ!スズカさんのV見たいって言ったの」

蒼龍「いやー退屈しなくていいですねぇー」

 

 

「はっ!何だ!もう鎌倉かぁ!」

スズカ「トレーナーが帰ってきてよかったです」

飛龍「前職のことはあまり聞かない方が吉です……」

スズカ「ちなみに今は……?」

「駅員になったよ。乗務員を目指してる」

スズカ「どうりで私たちのトレーニングの合間に何やら勉強を……」

 

スペ「まてぇぇい!!!」

蒼龍「今度はいったい!」

スペ「私たちのことじゃなくて、自分の本業の勉強かぁーーーーい!」

タマ「ほんまや!何やってんねん!」

蒼龍「ほら、でも本業、稼がないと課金」

タマ「蒼龍もメタな発言やめぇぇい!!!」

 

 

「さてさて、出発の地」

 

 

スペ「ちょっと待てぇぇい!!!」

蒼龍「おっと!今度は」

タマ・スペ「「なんで英語で肝心の列車名が写ってない写真やねん!!!!!」」

「すいません……、うっかりです!てへっ☆」

蒼龍「おーっと!ここで提督の登場!」

スペ「たづなさんみたいに言ってもダメです」

「ホームのはしっかり撮ったはずだから」

スペ「まぁ、見てみましょうか……」

 

飛龍「臨時感満載の乗車位置表ですねぇ」

「季節設定の臨時快速だからなぁ」

スズカ「大藤ということは藤の花を見に行くための電車ですか?」

「本来はね」

スズカ「本来は……?」

「まぁ、乗ればわかる」

 

 

飛龍「あ!来ますよ!」

「さてさて、久々の185系」

スズカ「久々ですか?」

「あぁ、長野に行ってからは乗ってなかったからな。最後に乗ったのは新宿行きの特急あかぎ号のグリーン」

 

スペ「ちょっと待てぇい!」

蒼龍「私も」

スペ・蒼龍「「ちゃっかりグリーン車乗ってるんか――い!」」

蒼龍「しかも大学生でしたよね?その頃って」

「さーせんwwwバイト代とか全部趣味に振ってました(笑)」

タマ「当然、生活費は親に頼らなかったんやな?」

「さーせんwwwwガッツリ家賃分貰ってました」

タマ・スペ・蒼龍「「「なんでやねーーーん!!!!」」」

蒼龍「それで提督の学生生活、カツカツだったんですか……」

由良「続き行きますよー」

タマ「もうツッコミが追い付かん……」

 

「最後に乗ったのは新宿行きの特急あかぎ号のグリーン車だったかなぁ。」

飛龍「グリーンですか!?」

スズカ「私たちですら乗ったことないのに……」シュン

「ということで、グリーン車非連結なので普通車で旅します」

飛龍「久々の鉄道旅ですね!」

スズカ「なんだかわくわくしてきますね」

 

『臨時快速おおふなまつり……大藤まつり3号、』(※本当に始めの方、間違えてました)

タマ・スペ・蒼龍「ちょっと待てぇぇぇい!!」

タマ「車掌、列車名間違えてグダグダやん!」

スペ「きっと疲れてたんですよ!どっかの整備屋13連勤のように!!!」

蒼龍「いやー、スペちゃんも中々、えぐいツッコミ!」

「おー、あったなー。土日も出勤して全重検出場させた編成」

「ちなみにJRはこんなこと無いらしいぞ」

 

 

『臨時快速おおふなまつり……大藤まつり3号、桐生行きです。全車指定席、本日、この電車は満席となっております。』

飛龍・スズカ「満席!」

「だろーな」

「鉄しかいない」

スズカ「確かに、家族連れや花見観光な感じの方よりも、カメラにレコーダーを持った方が多い気がします」

 

タマ・スペ「「ちょっと待てぇぇぇい!!」」

タマ「家族連れとかおらんのか!?」

「家族連れ<マニアな比率でしたよー」

蒼龍「さすがネタ臨時」

 

スズカ&ワイ「「都会の空は狭い(ですねー)」」

飛龍「なんかイチャイチャしてるように見える」ムッ

 

蒼龍・タマ「「ちょっと待てぇぇぇい!!」」

蒼龍・タマ「「なんで静かな戦いが始まってる」」

スペ「恋と戦争では手段は選ばない!」キリッ

タマ「どこぞの英国風味な戦車を操る女学生になっとるやんけ!!!」

 

『♪〜(鉄道唱歌オルゴール)』

『本日もJR東日本をご利用いただきましてありがとうございます。この電車はあしかが大藤まつり3号、桐生行きです。次は赤羽に停まります。赤羽から先の……』

「キタコレ!」ガタッ

飛龍「やっぱテンション上がりますよねー」

スズカ「……そういうもんなんですか?」

「いやー、上野発の時にはこの車内チャイムが鳴らないと!」

 

 

スペ・タマ「「ちょっと待てぇぇぇい!!」」

タマ「スズカ、若干、引いとるやんけ!!」

蒼龍「まぁ、このように鉄道唱歌オルゴールで内心、提督のテンションが上がってるのはいつものことです」

スペ・タマ「「いつものことかぁぁい!!!!」」

 

「さすがネタ列車」

スズカ「カメラを持った人がいっぱい」

「みんな撮りに来てるんだよなぁ……」

飛龍「そしてここからですよね!」

「あぁ、快速だけど特急並の走りを見せるぞ!」

 

『グゥゥゥゥォォォォォォォーーーー……』

 

「特急あかぎ・水上・草津・なすの・踊り子を彷彿とさせる走り!」

「ま、正確には後続から逃げるための走りなんだけど……」

「そう!スズカのように!!」

スズカ「私のようにですか……?」

 

蒼龍・タマ・スペ「「「ちょっと待てぇぇぇい!!」」」

スペ「まさか、このためのスズカさん!?」

「ナナナンノコトヤラ」

タマ「棒読みやんけ!さてや図星やな!」

「タマモさん、そそそんなわけ」

蒼龍「あぁー図星ですね」

タマ「ルドルフ会長よりひどい理由やな!」

 

「唸るモーター!これぞMT54主電動機!」

スズカ「トレーナーさんはどうしてこんなに詳しいんでしょう……」

飛龍「整備屋だったからこそわかるんです」

「同じ主電動機の車両をいじったことがあってな」

スズカ「なるほど!それでですか」

「暇なので、艦隊運用しまーす」

飛龍「ご指示を!」

「暇なのでトレーニングしまーす」

スズカ「今日はどんなメニューですか!」キラキラ

 

蒼龍・スペ・タマ「「「ちょっと待てぇぇぇい!!」」」

スペ「旅の最中に急に現実的なこと言います!?普通!?」

タマ「ましてや、スズカにとってはデートみたいなもんやぞ!」

蒼龍「飛龍にとってもですよ!」

「いやー、ついね」

タマ「なぁ、蒼龍、もしかしてこいつは女の子の扱いはGなんか?」

蒼龍「ええ、その通りよ!」

タマ「ちょっとは考えーや!!!!」

「さーせん」

 

 

「青い空」

飛龍「白い雲」

スズカ「そしてどこまでも走りたくなるこの緑!」

 

スペ・タマ「「ちょっと待てぇぇぇい!!」

タマ「3人息が合ってるがスズカ!」

スペ・タマ「「その緑は走ったらアカン場所やぞ!」」

 

「はい、何やかんやで生まれた町に来ました」

スズカ「ここがトレーナーさんの生まれた町」シミジミ

飛龍「歴史ある街ですよね」

「そうなんだよね」

 

飛龍&スズカ「で、フラワーパークは?」

「え、寄る訳無いじゃん。185系メインだから」

 

スペ・タマ「「ちょっと待てぇぇぇい!!」

タマ「なんや!本当に往復しただけかいな!」

スペ「こんなんだからリアルは独身なんですよ!」

「あぅ……」

蒼龍「まぁまぁ、二人とも。これで家を買っちゃったんだからすごいよねぇ」

スペ・タマ「えっ!!!戸建て持ち!?!?!?」

スペ「さらに独身街道まっしぐらじゃないですか!!!!!」

 

 

「ふぃー、桐生駅」

飛龍「長かったですね」

スズカ「あのー……おなかが空いてきました」

「……確かに。朝食食べてから、何にも食べてないな」

「だがな、スズカ」

スズカ「はい」

「ここ、桐生、駅前に飯屋がない!」キリッ

 

 

スペ・タマ「「ちょっと待てぇぇぇい!!」

スペ「なんつー場所に連れてきたんですか!!!」

「いやー実は、何かあるかなぁーって、甘く見てましてね」

「高崎や長野ならそば屋があるんだけど、やっぱ郊外はないねぇ」

スペ「ご飯どうしたんですか!」

「まぁまぁ、ちゃんと食べたよこの先で」

 

 

スズカ「 」

飛龍「えー、どうすんのさ!」

「というわけで時間がありそうなので、ちょっと足を延ばします」

「あぁーそういえば引退だったね。E4 Max」

「だから『Maxありがとう』か。ルドルフが喜びそうなネタ」

飛龍「この新幹線も乗ったことあるって言ってましたね」

 

「はい。この列車で移動します」

スズカ「なんかスペちゃんの実家のような感じの電車ね」

「電車じゃありません!!!ディーゼルエンジンで動く気動車です!!!!」

 

 

 

スペ「ちょっと待てぇぇぇい!!」

スペ「これは汽車です!!!」

「あ、北海道は鉄道のこと汽車呼びなんだっけ」

スペ「そうです!」

「俺からすると汽車は煙をもくもくの蒸気機関車が真っ先に浮かぶんだよなぁ……」

 

 

「検修庫線がある大間々」

スズカ「ここならご飯どころがありそうですね」

飛龍「降りますか!」

「……は通過」

 

スズカ・飛龍「「通過かぁい!!!!!」」

 

蒼龍・スペ・タマ「「ちょっと待てぇぇぇい!!」

スペ「通過の挙句、2人の息が合ってるし!!!」

タマ「だいたい、通過って…」

蒼龍「この先にあるのって銅山跡だけじゃないですか!」

「まぁまぁ!落ち着いて」

スペ「私だったらトレーナーさんをぶん殴ります」

「スペならご褒美」

 

 

スズカ「景色はきれいなんですけどねぇ……」

飛龍「この先にご飯屋さんあるんですか?」

「ある。神戸の清流はこの状況でやってるかがわかんないし時間がないからパスだけど手前の水沼にあるんだよ。温泉と飯どころ」

「ほい。ここだぞい」

飛龍「山の中」

スズカ「いい感じの駅ですね」

 

「くわっぱ!!!!」

飛龍・スズカ「「提督が(トレーナーが)壊れた!!!!」」

 

 

蒼龍・スペ・タマ「「「ちょっと待てぇぇぇい!!」」」

タマ「なんや!いよいよ空腹で頭がおかしくなったか!?」

「河童だけに『くわっぱ!!!!』」

 

一同「…………」

蒼龍・スペ・タマ「「「0点!!」」」

 

「はい、ここ水沼駅には珍しく温泉施設が併設されています」

飛龍「東北の方にお風呂場に信号機がある温泉施設がありましたよね?」

「乗り遅れ防止の信号機だな。北上線ほっとゆだ駅だな」

「機会とマニーがあったら行きたいねぇ……」

スズカ「ちなみに私との温泉旅行券いつ当てるんですか」

「えっ」

(やばい、ほかの娘で引き当てて行ってきたなんて言えない)

スズカ「あれ?なんか目が泳いでますけど……」

 

 

スズカ「まさか、ほかの娘で行ってないですよね???」ハイライトオフ

 

「あはは……そそそそそんなわけ」

飛龍「提督、まさか……」

飛龍(しかもこれ、行ってるな。反応からして)

スズカ「正直に言ってくださいね」ニッコリ

 

「すいません。スマートファルコンと行きました」土下座

飛龍「えっ!?あっさり白状した!」

スズカ「!?あの女狐!」

飛龍・スズカ「「ちょーっとハナシアイしましょうか」」ゴゴゴゴゴ

飛龍・スズカ「「怯えなくても大丈夫ですよ。ちょーっと楽しいことをするだけですから」」ゴゴゴゴゴ

「ひぃぃぃぃーーーー!!!!」

 

蒼龍・スペ・タマ「「「ちょっと待てぇぇぇい!!」」」

蒼龍「飛龍がめっちゃ怒ってる」

スペ「スズカさんが怖いです」

タマ「何やっとんねん!このトレーナー」

タマ「しかも、めっちゃ絞られてるやんけ!」

スペ「スズカさんの本気、怖い!」ガクブル

蒼龍「あー、いつもの嫉妬心マックスの飛龍」

 

 

「昼!そしてすっからかん!」

スズカ「おいしいですね!」

飛龍「提督はおいしいご飯処をいっぱい知ってますからね」エッヘン

「なんで飛龍が得意げなんだよ」

「さよなら諭吉さん……」

スズカ「このくらいはまだ序の口ですよ?」

スズカ「スペちゃんはもっとですよ?」

「もう私のお財布は空っぽです……」

飛龍「稼げばいいんです!」

「ヨンパチねぇ……。あれ、諸刃の剣だよ……」

「さて、時期に帰りの列車が来ます」

「桐生での乗り換え時間は10分です」

「ということで大船までご飯なし」

飛龍「またですか!?」

スズカ「トレーナーさんの旅行はハードスケジュールですね……」

飛龍「スズカさんや。もっと酷いのは乗ってる列車が最終列車という旅がありましてね」

「学生の時の往路の北斗星の代わりに『はまなす』使った時の北海道だな」

スズカ「えぇ……」

「乗り損ねたらそこで終了!」

 

スペ・タマ「「ちょっと待てぇぇぇい!!」」

タマ「なんやねん!すべてが最終って!」

スペ「しかも、こんなに引いてるスズカさん初めてです」ジトー

蒼龍「やっぱりあれは普通の人の選択ではない」

「いやー、あの頃は若かった」

タマ「まだ20代なんだから十分若いわ!」

「いやー若気の至りってやつよ」

「ちなみにその時の列車でバイト先の列車に暇つぶし道具を置いてくるというwww」

タマ「最悪やんけ!!!」

 

 

「お!富士重工製の昔のやつが来た!」

「まだ、現役でいてくれたか」

飛龍「ほうほう、茶色い車両ですか」

スズカ「だいぶ使い込まれてますね」

「わ鉄といえばこの車両なんだよなぁ、俺の中では」

スズカ「往きに乗ったのってやっぱり新しいやつなんですね」

飛龍「確かに、きれいで凝ってましたね」

飛龍「それに比べてこの車両……」

スズカ「いろいろと古い感じがします」

「この古さもまたいいんだよなぁ……」

 

蒼龍「さてあかがね色のディーゼルカーが山間を駆けていきます」

スペ「再び桐生に戻ってきた一行は帰りの電車に乗り換えるのでした」

「特急運用の証のシンボルマーク!」

「いやー!輝いて見える」

『臨時快速あしかが大藤まつり4号、大船行きです。本日この電車は満席となっております。指定席券をお持ちでないお客様は……』

「これが最後になるのかな。185系に乗れる機会」

スズカ「最後と思うとなんだかしんみりとしてきますね……」

飛龍「藤の花がきれいですね」

スズカ「ええ、とてもきれいに咲き誇っています」

「……いつの日にか形あるものは最期を迎える」

「それがこの世の定め……」

『ファーーーーンーーー』

「汽笛が聞けるのもあとわずか……か……」

 

蒼龍「おやおや、疲れたのか二人の可憐な乙女は眠りについています」

スペ「スズカさんの寝顔……なんかドキッとしますね!」

 

飛龍「……目標、ていと……くー……全機……発艦……むにゃむにゃ……」

スズカ「……トレーナーの……横は……譲りません……」

 

スペ・タマ「「「ちょっと待てぇぇぇい!!」」」

タマ「目標、提督ってどんな夢やねん!?」

スペ「気になります!」

タマ「つか、夢の中でもやらかしてんかい!!!!」

 

 

スペ「日が傾いた東北本線を駆けぬけていく、185系電車」

蒼龍「どんどんと帝都東京へ向けて走っていきます」

ガガンガガンガガン

「さすが特急車、もう都区内か……」

「ここで一句」

『汽車行きし 藤咲き誇る 鉄の道 老いし白色 染める夕日』

 

「うげ!!!!カメラバッテリーおわっちった!!!!」

 

 

蒼龍・スペ・タマ「「「ちょっと待てぇぇぇい!!」」」(爆笑)

スペシャルウィーク「クックックック」ワライガトマンナイ

蒼龍・スペ・タマ「「「なんでしんみりとしてるところでそうなるかな!!!!」」」

タマ「てか予備バッテリーどうしたん?」

蒼龍「いつも持ってますよね?」

「こういう時にな、忘れるんだよ」

「予備バッテリーをな!!!!」(´;ω;`)

蒼龍・スペ・タマ「「「なにやってんねん!!!!!」」」

スペ「あー、久々に大爆笑した気がします」

 

 

 

『♪〜(鉄道唱歌オルゴール)』

 

飛龍「……むにゃむにゃ」

スズカ「……すーすー……」

「大船だぞー」

スズカ「ふぁぁ……、着きましたか」

「スズカの寝顔がかわいかった///」

スズカ「……トレーナーさんったら///」

飛龍「ん……、降りる準備を……」

飛龍「あとであのバカ提督潰す」ムッ

 

蒼龍・スペ・タマ「「「ちょっと待てぇぇぇい!!」」」

蒼龍・スペ・タマ「「「スズカ(さん)みてニヤケとるやんけ!!」」」

蒼龍「どーりで、飛龍がしばらく機嫌が悪いわけですよ……」

スペ「なるほど!スズカさんの絶好調の理由はこの言葉!!!」

 

 

『大船、大船。ご乗車ありがとうございました。4番線、到着の電車は回送電車です』

「最後に見ていきますかね……」

「飛龍、スズカ、ちょっと待っててくれ」

 

飛龍「わかりました」

スズカ「はい」

 

『プルルルルルル……』

『4番線、回送列車が発車しまーす。ご注意ください』

 

『ファン!』

 

「汽笛一声、旅立つ姿は寂しいもんだ……」

(今までありがとうございました……さようなら……)

 

蒼龍「大船を出発し、テールランプが遠のいていきます」

スペ「どこか哀愁が漂う去り方です」

 

「さ、明日は仕事!帰るぞ!!」

 

スペ「こうして一行は帰宅していきました」

 

 

 

 

☆彡あとがき☆彡

185系の旅路はこれでおしまいです。

残り僅かな余生ですがいつまで走ってくれるのでしょうか。

もうこの姿が見れるのも長くないはずです。

一応、6月のあじさい号までは運用が出ていますがその先に残る保証はありません。

この状況下なので、鉄路をひっそりと去っていきそうな気がします。

考えたら、この形式がいなくなると特急車で碓氷峠を越えていた形式がすべて消滅になるんですよね……。

それだけ時が経過したということでもありますが……。

それにしても最近は撮りたい車両も減ってしまいました……。

撮影頻度は確実に減少しています。

まぁ、撮り鉄のマナーの悪さも相まってでしょうが……。

さて、今回はこのあたりで!!!

飛龍「それでは!」ペチペチ

「お願い!シバくのはやめて!!!!」ニゲッ

飛龍「こら!!!待ちなさい!!!」

 

 

私のもとに皇帝がやってくるのはいつになるのでしょうか。

 

ではでは!!!


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